康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 956 ページ)
【未集中】【羽部】習。康煕筆画:11。頁碼:956 頁 23 行。『広韻』似入切。『集韻』『韻会』『正韻』席入切。音は襲に同じ。『説文』に「数飛ぶなり」とあり。『礼記・月令』に「鷹乃ち学習す」とあり。また『易経・坤卦』に「習わざれば、利あらざることなし」とあり。注に「修為を仮りずして、功おのずから成る」という。『論語』に「学びて時にこれを習う」とあり。何晏の注に「学者は時に応じて重ねてこれを習う」という。また『易経・坎卦』に「習坎」とあり。注に「習は便習するを謂う」という。『釈文』に「習は重なりなり」という。また『書経・大禹謨』に「士は吉に習わず」とあり。伝に「習は因るなり」という。また『詩経・邶風』に「習習たる谷風」とあり。伝に「習習は和舒の貌」という。また姓なり。『広韻』に「襄陽に出づ。晋に習鑿歯あり」という。按ずるに、『説文』では習は自ら部をなす。今『正字通』に従い併せて入る。字は羽よりし、白よりす。俗に習と作るは非なり。考証:『易経・乾卦』の「習わざれば、利あらざることなし」は、謹んで原書に照らし、乾卦を坤卦に改む。