康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 806 ページ)
【午集中】【目部】眴;康熙画数:11;頁碼:806 頁第 41。【唐韻】黄絢切、【集韻】熒絹切、音縣。「睆」に同じ。【説文】目を揺るがすなり。【広韻】目動くなり。【史記・項羽本紀】「項梁、籍を眴めて曰く、『行くべし』」【注】目を動かして私かに之を視るを謂う。また眩なり。【楚辞・九章】「眴兮として窈窕たり」。また眴転、視ること明らかならざるなり。【班固・西都賦】「目眴転じて意迷う」。また冥眴、視ること諦めならず。【揚雄・甘泉賦】「目冥眴として亡ぶ」。【文選注】に見ゆ。昏乱の貌なり。また眴眴、目揺り動きて明らかならざるなり。【素問】「腎瘧の者は目眴眴然たり」。また柔順の貌。【管子・小問篇】「苗、始め其れ少きや、眴眴乎として何ぞ其れ孺子の若き」。【注】穀の苗、始めは則ち柔順なれば、故に孺子に似るなり。また鮮明の貌。【宋玉・風賦】「眴煥粲爛」。また人名。熊眴。【史記・楚世家】に見ゆ。また「眩」と通ず。【揚雄・劇秦美新文】「臣嘗て顛眴の病有り」。【注】眩惑なり。「眴」と「眩」とは古字通ず。また【広韻】許県切、【集韻】【韻会】翾県切、【正韻】翾眩切、音絢。義同じ。また【広韻】舒閏切、【集韻】【韻会】【正韻】輸閏切、音舜。目自ら動くなり。「瞚」「瞬」「瞤」と通ず。また【広韻】如勻切、音犉。亦た「瞤」に同じ。また【広韻】相倫切、【集韻】須倫切、音荀。亦た同じ、目眩むなり。また鱗眴、涯なし。【張衡・西京賦】「坻崿鱗眴」。また【集韻】松倫切、音旬。【前漢・地理志】眴巻、県名、安定郡に属す。