康熙字典解説
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【申集上】【艸部】萱;康熙筆画:15;頁碼:1042 頁 41 行目。『唐韻』況袁切、『集韻』許元切、音は暄。『韻会』に「憂いを忘るる草、即ち今の鹿葱なり」とある。『説文』には藼と作り、また宣に従う。『詩・衛風』に「焉ぞ諼草を得て、之を背に樹えんや」とあり、本また萱と作る。『本草注』に「花は懐妊に宜しく、婦人これ佩けば必ず男を生む。故に宜男と名づく」とある。按ずるに、萱の字は『詩』には諼と作り、『説文』には藼と作り、また蕿と作り、『爾雅』にはまた萲と作る。『正字通』独り藼を以て正と為すは、泥むに似たり。