康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1452 ページ)
【亥集上】【髟部】髤;康煕筆画:14;頁碼:1452 頁 40 行。『広韻』に「許尤切」、『集韻』に「虚尤切」とあり、音は「休」に同じ。『周礼・春官・巾車』に「髤飾」と見え、注に「髤とは、赤多く黒少き色を指す」とある。また『史記・貨殖伝』に「木器髤なるもの千枚」とあり、注に徐広曰く「髤とは漆なり」。『前漢書・趙皇后伝』に「殿上髤漆」とあり、注に師古曰く「漆をもって物を塗飾するを髤と謂う」。今関東の俗、器物に漆を反覆して塗るを「捎漆」という。「捎」はすなわち「髤」の音転じたものなり。『玉篇』に「髹」に同じとし、『広韻』も同様。また『集韻』に「七四切」とあり、音は「次」に同じ。義も同じ。