康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1447 ページ)
【亥集上】【馬部】驤;康煕筆画:27;頁碼:1447 頁 03 行。【唐韻】【正韻】息良切、【集韻】【韻会】思将切、音は「襄」。【爾雅・釈畜】後右脚に白毛のある馬を「驤」という。また【説文】に、馬が首を上げ下げするさまを指す。【六書故】に、馬が疾走して首を高く掲げ飛び躍ることをいい、また高く掲げる・遠く行くの意味もある。【蜀志・諸葛亮伝】に、「諸葛亮の素よりの志は、龍虎のごとく昂然として天下を囊括せんとするにあり」とある。【潘岳・籍田賦】に、「駿馬は龍のごとく首を高くして奔騰す」とある。また官職名を指す。【晋書・五行志】に、孫皓の天紀年間の童謡に「岸上の獣を恐れず、ただ水中の龍を恐る」とあり、晋の武帝これを聞いて王濬を龍驤将軍に加封したとある。また古くは「襄」の字と韻を同じくして通ずる。【前漢書・韓彭英盧伝叙】に、「風雲湧き起り龍の騰躍するがごとく、身を変じて侯王となる」とある。また【集韻】に「如陽切」、音は「穣」。馬の右脚が白色であるのを指す。【字彙補】に「馬の名」と解するのは誤りである。