康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 348 ページ)
【寅集下】【広部】廂;康煕筆画:12;頁碼:348 頁下段 32。『唐韻』『正韻』は息良切、『集韻』『韻会』は思将切で、音は「箱」に読む。『説文』には廊屋を指すとある。『玉篇』には東西両側の廂房を指すとある。『史記・周昌伝』に「呂后、耳を東廂に側けて聴く」と見え、注に「殿堂の東側の庁堂を指す」とある。索隠にいわく、「正房の東西両側の部屋をみな廂と称す。その形が箱篋に似たるによる」。また「箱」に通ず。『儀礼・公食大夫礼』に「君、揖して廂に退く」とある。