康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 842 ページ)
【午集下】【示部】祥;康煕筆画:11;頁碼:842 頁 16 行。【唐韻】似羊切。【集韻】【韻会】【正韻】徐羊切。音は詳。【説文】福なり。一に云ふ、善なり。【礼記・礼運】是を大祥と謂ふ。【書経・泰誓】休祥に襲ふ。又、吉凶の兆しを凡て祥と曰ふ。【徐鉉曰】祥は詳なり。天禍福を降さんと欲せば、先づ吉凶の兆しを以て詳審に告げ悟らしむるなり。【前漢書・五行志】妖孽自ら外より来るを祥と謂ふ。【左伝・昭公十八年】鄭の未だ災あらざりし時、里析曰く「将に大祥あらんとす」。【注】祥は変異の気なり。【疏】祥とは善悪の徴なり。【中庸】に必ず祯祥ありとは吉祥なり。必ず妖孽ありとは凶祥なり。則ち祥は善事なるも、析が災を祥とするは対文なれば耳。【書序】に「亳に祥桑あり」。【五行伝】に「時に青眚・青祥、白眚・白祥の類あり」といひ、皆悪徴を以て祥となす。是に由り祥に善あり悪あり、故に杜預云ふ「変異の気」と。又、祭の名なり。【礼記・間伝】父母の喪、期にして小祥、又期にして大祥。【疏】大祥は二十五月なり。又、詳に通ず。【史記・自序】陰陽の術は大祥なり。【漢書】は詳に作る。