康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 643 ページ)
【巳集上】【水部】滫;康煕筆画:15;頁碼:643 頁下段 25 行。『唐韻』思酒切、『集韻』『韻会』『正韻』息有切、音は醙に同じ。『説文』に「久しき泔なり。米を淅ぐ汁」とある。『礼記・内則』に「滫瀡して之を滑らかにす」と見え、注に「滫は泔なり。また溲なり。秦人は溲を滫と謂う」とある。また『史記・三王世家』に「蘭根と白芷とを滫中に漸く」と見える。また『唐韻』息流切、『集韻』思流切、音は脩に同じ。また『集韻』疎鳩切、音は搜に同じ。また息救切、音は秀に同じ。義同じ。考証:『荀子・勧学篇』に「蘭根と白芷とを滫中に漸く」とあるは、謹んで按ずるに、此れ『史記・三王世家』に出づるものにして、『荀子・勧学篇』の文に非ず。今「荀子・勧学篇」を改めて「史記・三王世家」とす。