康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 216 ページ)
【丑集上】【囗部】囟。康煕筆画:6。頁碼:216 頁 27 行。古文は「顖」に作る。【広韻】に「息晋切」、音は「信」に同じ。【集韻】に「思晋切」。【説文解字】に「頭頂の骨が会合する所の脳蓋なり」とあり、象形なり。魏校曰く、「これ頂門なり。胎児母腹に在りては、諸竅みな未だ通ぜず、唯臍のみ内へ気を納め、囟もって之に通ず。此の骨独り未だ合せず。生まれて後、竅開き、口鼻内へ気を吸ひ、尾閭もって気を泄す。囟漸く閉ず。これ陰陽昇降の通路なり」と。【方書】に「頭頂中央の旋毛の処を百会と為す。百会の前一寸半を前頂と為す。百会の前三寸を囟と為す」と載す。また【集韻】に「息忍切」、音は「信」の上声。また「息利切」、音は「四」に同じ。義同じ。