康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1304 ページ)
【戌集上】【金字部】銑;康煕筆画:14;頁碼:1304 頁第 19 行。【唐韻】【集韻】【韻会】穌典切、音跣。【説文】金属の中で最も光沢あるもの。【爾雅・釈器】絶澤を銑と謂う。【疏】金属の中で最も光沢あるものを銑と名づく。また【説文】一説に小鑿を指す。また【晋語】「銑者、寒甚し」。【注】銑は寒冷の状を形容す。洒洒も寒冷の状にして、温和潤沢ならざるを表す。また【説文】一説に鐘の両角を銑と謂う。【周礼・冬官考工記】鳧氏鐘を作り、両欒を銑と謂う。【注】銑は鐘口の両角を指す。【疏】古の楽器にして音律に応ずる鐘は、今の鈴のごとく円ならず、故に両角あり。また【爾雅・釈器】弓に金を以てする者を銑と謂う。【注】金を以て弓の両頭を飾る者。【疏】金を以て飾れる弓を銑と名づく。