康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 945 ページ)
【未集中】【缶部】罅;康煕筆画:17;頁碼:945 頁下段 47。『広韻』呼訝切、『集韻』『韻会』虚訝切、音は嚇。『説文』に「裂なり。缶は焼くれば善く裂る」とあり。『広韻』に「孔・罅」とす。『史記・田斉世家』に「然れども疏罅を傅合すること能わず」と見える。また呼に通ず。『唐韻正』に、「易・彖伝」の「百果草木皆甲拆」について鄭玄の注に「拆は呼なり」とあり。陸徳明の『音義』に「呼は火訝切」として、蓋し即ち罅の字なるべし。古人は罅を読んで呼と為す。『漢書・高帝紀』の「釁鼓」の注に應劭曰く、「牲を殺して鼓に塗る。釁呼を釁と為す。呼は即ち罅の字なり」と。