康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 291 ページ)
【寅集上】【宀部】寤;康熙筆画 14;頁碼 291 頁 01 行。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】五故切、音誤。【説文】睡り覚めて語るを寤という。字形は「」の筆画を省いたものを形旁とし、「吾」を声旁とする。別の説に、昼に見えて夜に夢見るものともいう。【周礼・秋官】司寤氏という官を置く。【注】寤は覚醒の義にして、夜の覚醒をつかさどる官なり。また【春官・大卜疏】精神は覚醒時に現れ、これを察して後に占う。また【左伝・隠公元年】荘公は寤生にして、姜氏を驚かせたり。【注】すなわち逆生なり。遌は逆の義なり。杜預曰く、姜氏寐中に荘公を生めり、と。【風俗通】凡そ嬰児地に落ちて目を開き得て視るものを、寤生という。また「悟」に通ず。【爾雅序】別に音図を作りて不明なるを除く。【注】この音図を用いて未だ通暁覚悟せざる者を除くなり。孔伋曰く、吾終日思えども得ず、学んで而して後悟る、と。また【説文】別体「」に作る。【正字通】俗体「窹」と書くは非なり。窹は竈の名なり。また「」は「窹」に同じ。