康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1163 ページ)
【酉集上】【言部】誤;康煕筆画:14;頁 1163。『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』に五故切、音は寤。『説文』に「謬なり」。『書・立政』に「其れ庶獄庶愼に誤る勿れ」。伝に「誤は失なり」。『礼・聘義』に「使者聘して誤らば、主君親ら饗食せず」。註に「誤は礼節の錯誤を謂う」。『前漢書・張耳伝』に「君何ぞ言之誤なるや」。『呉志・周瑜伝』に「瑜音楽に精しく、三爵の後と雖も、その間に缺誤あらば、之を知れば必ず顧みる」。故に時人の謡に曰く、「曲に誤りあれば、周郎顧みる」と。又『字林』に悞に通ず。惑うなり。『荀子・正論篇』に「是れ特姦人の乱説に誤られて愚者を欺くものなり」。