康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1338 ページ)
【戌集上】【門部】闅。康煕筆画 17、頁碼 1338 第 16。『広韻』『韻会』に「無分切」とあり、音は「文」に同じ。『説文解字』に「俯して物を視る」と釈す。『広韻』に俗体は「閿」と作るといい、『韻会』に地名と記す。弘農郡湖県に「闅亭」という所あり。また『広韻』に「府巾切」とあり、音は「彬」に同じ。義も同じ。また『前漢・武五子伝』に「閿鄕」見え、註に孟康曰く、「閿」は古文の「聞」字なり。字形は「門」に従い「」に従う。建安年間に改めて「聞」と作れり。按ずるに、『説文解字』に闅を「俯して物を視る」と釈し、聞こゆを意味する「聞」とは義を異にする。『漢書』の註が何ゆえかく釈せるや知らず、考証に備えて録す。