康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1490 ページ)
【亥集中】【鳥部】鵜;康煕筆画 18、頁 1490。『広韻』杜奚切、『集韻』『韻会』田黎切、『正韻』杜兮切、音は啼。鴮鸅なり。『爾雅・釈鳥』に「鵜、鴮鸅」とあり、註に「今の鵜鶘。群れて飛び、水に潜って魚を捕らえて食う。故に鴮鸅という。俗称して淘河と曰う」とある。『正字通』に陸璣の説として「形は梟に似て大なり。嘴長さ尺余り、内は鮮紅なり。頤の下に袋のごときものあり、数升を容るべし。小沢に魚あらば、共に水を汲み満たしてこれを傾け、水涸れて魚現るれば、これを食う」という。また晁以道の説に「鵜の類に漫画という者あり、嘴をもって水を劃き、魚を求め、刻も止まらず。また信天縁という者あり、終日動かずして立ち、所を変えず、魚の過ぐるを待ちてこれを捕る」という。『詩・曹風』に「維鵜在梁」とあり、『毛伝』に「低窪の沼沢」と注す。『三国志』魏の文帝、鵜鶘が霊芝池に集まるに関する詔に「これまさに詩人のいわゆる汚沢なるか」という。また『集韻』『正韻』に天黎切、音は梯。義同じ。