康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 555 ページ)
【辰集中】【木部】檀;康煕筆画:17;頁碼:555 頁上段 39。【唐韻】徒干切、【集韻】唐干切、【正韻】唐闌切、音は壇。【説文】に「木なり」とある。【詩・小雅】に「爰に樹檀有り」と見え、注に「善き木」とす。【鄭風】に「我が樹檀を折るなかれ」と見え、注に「強靭なる木」とす。【周礼・冬官考工記】の鄭玄注に「輻は檀を以てす」とある。また【本草】に紫檀・白檀あり。【綱目】に総じて旃檀と謂う。また州名。【前漢・地理志】に白檀県あり、漁陽郡に属す。唐に檀州を置く。また姓。【統譜】に「斉の公族に瑕丘の檀城を食む者あり、因りて氏と為す」とある。また【集韻】に時戦切、音は善。人名。春秋の饔人檀。考証:【周礼・冬官考工記】に「中車輻」とある。謹んで按ずるに、考工記に「中車輻」の文なし。今「考工記の鄭注『輻は檀を以てす』」に改む。