康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1348 ページ)
【戌集中】【阜部】陀;康煕筆画:13;頁碼:1348 頁 07 行
『広韻』徒何切、『集韻』『韻会』『正韻』唐何切、音は駝。『玉篇』に「陂陀は険阻なり」とある。『爾雅・釈地』の注に「陂陀は平ならざるなり」とある。『博雅』に「陂陀は邪なる貌なり」とある。『玉篇』に「俗に陁と作る」とある。『集韻』に「岮と同じ」とある。また沙陀は後唐の始興の地なり。『五代史・唐本紀』に「別に号して沙陀と曰う」とあり、「沙陀とは大碛にして、金莎山の陽、蒲類海の東に在り」とある。また補陀は山名にして、明州昌国の海中に在り。また音は遅なり。『司馬相如・上林賦』に「岩陀甗锜」とあり、注に「陀、音遅」とある。郭璞曰く、「陀は崖際なり」。按ずるに、『漢書』では陀を阤と作り、音は豸なり。また『集韻』に待可切、音は舵なり。阤と同じ。『淮南子・繆称訓』に「岸崝なる者は必ず陀す」とあり、『集韻』に「本は阤と作る。あるいは陊と作る」とある。