康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 421 ページ)
【卯集中】【手部】投;康熙画数:8;頁碼:421 頁 13 行。古文。【唐韻】度侯切。【集韻】【韻会】【正韻】徒侯切。音は頭。【説文】擿なり。按ずるに、擿はすなわち掷ぐなり。【広韻】棄つるなり。【礼記・曲礼】狗骨に投ずることなかれ。【疏】投は致すなり。その骨を犬に棄つるなり。また贈るなり。【詩・衛風】我に木瓜を投ず。また【増韻】納むるなり。【礼記・楽記】殷の後を宋に投ず。【注】挙げて徙すの詞なり。また適く、託するなり。【後漢書・張倹伝】倹亡命を得て、門を望んで投じ止まる。また掩うなり。【詩・小雅】彼らの投ずる兎を相み、尚お先んずる者あり。【箋】彼の人兎を掩わんとするを見れば、尚お先に駆り走らしむる者あり。また姓なり。周の郇伯の後なり。桓王鄭を伐ち、先駆を投じて策す。その後氏となす。漢に光禄の投調あり。また【集韻】【韻会】【正韻】大透切。音は豆。句読の読は通じて投と作る。【馬融・長笛賦】曲引を聆ぐ者は、節奏に法を観じ、句投に度を察す。また逗と同じ。止むなり。また物相い逗合するなり。【杜甫の詩】遠く錦江の波に投ず。また酒の再醸を酘と曰う。亦た通じて投と作る。【字林】重醸なり。【梁元帝・楽府】宜城の酒は今行きて熟す。