康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 682 ページ)
【巳集中】【火部】燂;康煕筆画 16;頁碼 682 頁 04 行。【広韻】に「似塩切」、【集韻】に「慈塩切」とあり、音は「潛」に読む。【説文】に「火を指す」。【博雅】に「温むるの意」。【礼記・内則】に「五日ごとに湯を沸かし、人を浴せしむ」。【釈文】に「燂とは温熱の謂い」。また【玉篇】に「灰爛れて坏るるを指す」。【周礼・冬官考工記・弓人】に「牛角を矯むるには、火にて透き通るまで炙れども焦がすべからず」。注に「燂とは烤りて爛るるの謂い」。また【新書・官人篇】に「王公大人と雖も、誰か憂愁煩悶の内を滋養して、一朝に悉く看透すること能わんや」。また【集韻】に「徐心切」、音「尋」に同じ。「火にて食物を煮熟するを指す」。時に「燖」または「燅」と書く。また【広韻】に「徒含切」、【集韻】に「徒南切」、音「覃」に同じ。【広韻】に「火を指す」。また【唐韻】に「徐塩切」、【集韻】に「徐廉切」、音「撏」に同じ。【集韻】に「本字は燅なり」。詳解は後出の「燅」の条に譲る。【説文】に「本字は(欠字)に作る」。