康熙字典解説
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【申集上】【艸部】蓑。康熙筆画 16。頁碼 1051 頁下段第 23。古文。『唐韻』に「蘇和切」、音は莎と読む。『玉篇』に「草を以て編める雨衣」とあり。『詩経・小雅』に「何蓑何笠」と見え、『伝』に「蓑は雨を防ぐの服なり」という。また『韻会』に「覆うの義あり」とあり。『公羊伝・定公元年』に「仲幾の罪、何を以て城を蓑せざりしや」と見え、『注』に「蓑苫を以て城を覆わざるを指す」という。また『唐韻古音』に「初危切」、音は摧と同じ。郭璞『山海経注』に「蓑は雨を避くるの服なり、音は催」という。また『集韻』に「蘇回切」、音は毸と同じ。花蕊垂れ下がる様を形容す。張衡『南都賦』に「華蕊の蓑蓑たるを敷く」とあり。また「蘇煎切」、音は暹と同じ。郭璞『山海経賛』に「江疑の居る所、風雲ここに潜む。獓という獣有り、毛は蓑衣を披けるが如し」という。