康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1125 ページ)
【申集下】【衣部】襚。康煕筆画:19。頁碼:頁 1125 第 24。【唐韻】【集韻】【韻会】に「徐酔切」、音は遂。【説文】に「死人に衣を着せる」とあり。【白虎通】に「襚とは贈るの義なり」とあり。【礼記・少儀】に「敵者(身分相当者)の死に、衣を贈るを襚と曰う」とあり。【疏】に「襚とは、死者に衣を贈るの称なり。礼により、敵者の死に衣を贈るを襚と謂う。襚とは、その生前の志を成し遂げしむるの道なり」とあり。【周礼・天官】に「凶荒・喪事にあたり、人より贈られる含玉・衣服・財貨・玉器などを受け掌る」とあり。また【西京雑記】に「趙飛燕の妹、書中に【謹んで襚三十五襲を奉り、以て歓欣鼓舞の意を表す】と云う」とあり。この記述によれば、襚は必ずしも喪礼のみに用いるにあらず。【集韻】に「或いは(別の字形)に作る」とあり。