康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1089 ページ)
【申集中】【虫部】蝚;康熙筆画 15;頁碼 1089 頁 18 行目。【唐韻】如由切。【集韻】而由切。音「柔」に同じ。虫の名。【爾雅・釈虫】蝚は蛖螻なり。【注】蛖螻は螻蛄の類。【又】蛭蝚至掌。【注】詳らかならず。また蝚蠕あり、国名なり。【晋書・馮跋載記】蝚蠕国の勇将斛律、使者を遣わして馮跋の女を娶らんことを請ひ、跋これ許す。また【集韻】奴刀切。音「峱」に同じ。「獶」「猱」と義同じ。貪欲なる獣を指す。【前漢・司馬相如伝】蛭蜩玃蝚。【師古注】今いわゆる戎皮にして、机案の褥を作るものなり。考証:【爾雅・釈虫】蝚は蠬螻なり。【注】蠬螻は螻蛄の類。謹んで原文に従い、二処の「蠬」の字を「蛖」に改む。