康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 950 ページ)
【未集中】【网字部】羆;康熙筆画:20;頁碼:950 頁 13 行目
古文【広韻】彼為切【集韻】【韻会】班麋切【正韻】逋眉切、音は陂。
【爾雅・釈獣】羆は熊のごとく、黄白の文あり。【註】熊に似て頭長く脚高く、おろかで猛く力多く、樹木を抜くことを能くす。
【陸璣詩疏】羆に黄羆あり、赤羆あり。熊より大きく、その脂は熊のごとく、白にして粗理なり。熊の白きほど美ならず。
【爾雅翼】羆はすなわち熊の雌なる者にして、力尤も猛し。
【書・禹貢】熊・羆・狐・狸の織皮。
【詩・小雅】維れ熊、維れ羆。
また人名。【書・舜典】朱虎・熊・羆に譲る。【註】四臣の名。
また【韻補】甫委切に叶う。【張衡・西京賦】驚鶴の羆の群がるが若し。「綺」の字に叶い、「纚」の字に叶う。
考証:【爾雅・釈畜】羆は熊のごとく、黄白の文あり。【註】熊に似て頭長く脚高く、おろかで悍く力多し。謹んで原書の「釈畜」を「釈獣」に改む。「憨悍」を「憨猛」に改む。