康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 742 ページ)
【午集上】【玉部】璞;康煕筆画:17;頁碼:742 頁 09 行。『広韻』『韻会』匹角切、『正韻』匹各切、音は朴。『玉篇』に「未だ治めざる玉」とあり。『増韻』に「未だ琢かざる玉」とあり。『韻会』に「玉の素なるもの」とあり。『老子・道徳経』に「璞散ずれば則ち器と為る」という。また姓なり。『正字通』に「明の璞俊」と見える。また『韻補』に「普木切に叶い、音は朴」とあり。司馬彪の『山濤に贈る詩』に「卞和幽冥に潜み、誰か能く奇璞を証せんや。神龍の来たらんことを冀ひ願い、光を揚げて以て燭さんことを」とある。『正字通』に「或いは曰く、璞は本より朴・僕二音有り、叶にあらず」という。『正韻』は璞を六薬に収め、一屋に璞を闕くは誤りなり。