康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1300 ページ)
【戌集上】【金字部】鈹;康煕筆画:13;頁碼:1300 ページ 01 行。『唐韻』敷羈切、『集韻』『韻会』攀糜切、『正韻』篇夷切。音「帔」に同じ。『説文』に「大針を指す」とあり。また『説文』に「刀に似た形状の剣を指す」とあり。『揚子・方言』に「錟を鈹と称す」とあり。『左伝・襄公十七年』に「刺客を遣わしてその家宰華呉ら六人を殺し、盧門において鈹をもって之を殺せり」とあり。また『昭公二十七年』に「鈹をもって之を挟む」とあり。〔注〕『説文』に「剣なり」という。また官名。「鉟」と同じ。『史記・高祖功臣侯者年表』に「長鈹都尉、項羽を攻めて戦功あり」とあり。〔索隠曰〕徐広は「長鈹」を官名とす。鈹、音は敷皮反。『前漢書』は「鉟」に作る。また「披」と同じ。『荀子・正名篇』に「吏は謹んで法を行い、紛乱混淆なし」とあり。〔注〕鈹、「披」と同じ。滑は「汨」と同じ。其の紛乱混淆せしめざるを謂う。