康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 545 ページ)
【辰集中】【木部】槃;康煕筆画:14;頁碼:545 頁下段 20 行。【唐韻】薄官切。【集韻】【韻会】【正韻】蒲官切。音は「盤」。【説文】承盤なり。あるいは金に従い、あるいは皿に従う。また「柈」とも作る。【礼・内則】父母・舅姑に詣るに、年少きは槃を捧げ、年長きは匜(い)を捧げて、その盥漱(かんそう)を請う。【周礼・天官・玉府】諸侯の会同あれば、則ち珠玉を飾れる槃と敦とを供す。【注】古は槃以て血を盛り、敦以て食を盛る。また槃桓して遊楽するの義あり。【詩・衛風】考槃在澗。【鄭箋】考は成の義、槃は楽の義なり。また槃桓して留まり、進まざるの義あり。【宋書・呉喜伝】西寇既に殄滅せり、まさに朝に帰して職を解くべきなるに、故に留まり、蜀を防ぐと託す。また葉音して蒲沿切、音は便の平声。【魏・劉邵・趙都賦】牛首・湡溟、波池徐流。田邑を経て、曲折回旋す。考証:【周礼・天官・掌舎】諸侯の会同あれば、則ち珠玉を飾れる槃と敦とを供す。【注】古は槃以て皿を盛る。謹んで原文に照らし、「掌舎」を「玉府」に改め、「皿」を「血」に改む。