康熙字典解説
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【戌集上】【金字部】鑷;康煕筆画:26;頁碼:1327 頁 15 行目。【広韻】【正韻】尼輒切、【集韻】昵輒切、音は聶。鑷子(ピンセット)。『釈名』に「鑷は攝なり。物を攝取するなり」とある。『雲仙雑記』に「王僧虔は晩年白髪を嫌い、一日客に対し、左右より銅の鑷を進ず。僧虔曰く、『却老先生至れり、ほぼ庶幾すべし』」とある。また首飾りともいう。『後漢書・輿服志』に「簪は瑇瑁をもって擿とし、長さ一尺、端に華勝をなし、上に鳳凰爵を設け、翡翠をもって毛羽となし、下に白珠垂れ、黄金の鑷あり」とある。崔瑗『釵銘』に「三珠璜釵、髪を鑷して鑽瑩す」とある。【集韻】に「または鑈作る」とあり。【類篇】に「また銸作る」とある。