康熙字典解説
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【辰集中】【木部】槷;康煕筆画:15;頁碼:頁 548 第 04【唐韻】五結切【集韻】倪結切【正韻】魚列切、音は啮。危槷なり。【周礼・冬官考工記】「轂小さくして長ければ柞、大にして短ければ摯」。【鄭注】「摯は槷に読み、輻の危槷を謂う」。また摋なり。【周礼・冬官考工記】「輪人直もって牙を指す、牙得れば則ち槷なくして固し」。【注】「槷は榝なり。蜀人は摋を言いて槷と曰う」。また闑と同じ。【鄭注】「闑、古文は槷に作る」。【周礼・冬官考工記】「匠人国を建て水を地にし槷を置きて以て県す」。【疏】「槷は柱なり。以て県するは柱の景を取らんと欲すれば、先ず柱を正しくすべし。柱を正しくせんと欲せば、当に縄をもって県して柱の四角四中に垂るべし。縄皆柱に附けば、則ち柱正し」。また臬に通ず。門中の橜なり。【詩・小雅】「我が車既に攻む」。【伝】「褐纏旃もって門とし、裘纏質もって槸とす」。【穀梁伝・昭八年】「旃を置きて轅門とし、葛もって質を覆い、もって槷とす」。此に拠れば槸・槷通用す。また【集韻】「射質なり」。【小爾雅】「射、布を張るを侯と謂う。侯の中を鵠と謂い、鵠の中を正と謂い、正中を槷と謂う」。【詩・大雅】「四鍭樹の如し」。【疏】「槷は質なり」。また【集韻】乃結切、音は涅。木の楔なり。