康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 174 ページ)
【丑集上】【口部】吀;康煕筆画 6、頁碼 174 頁下段 13。『字彙』に「哶」に同じとあり。楚の姓なり。『史記・孟子荀卿列伝』に「楚に尸子・長盧・阿の吀子ら有り」と見える。【注】索隠曰く、「吀」は音「羋(べつ)」。『別録』は「羋子」に作る。正義曰く、『芸文志』に「吀子十八篇」と載す。『漢書』芸文志を考うるに、今本は「羋子」に作る。顔師古の音は「弭(び)」とし、これ「羋」と「吀」と相通ずるを示すなり。世に伝わる『史記』の本、誤って「吁」と作り、諸韻書みな「吀」の字を収めず。