康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 131 ページ)
【子集下】【冖部】冪;康煕筆画:16;ページ番号:131 頁 09 行。『集韻』『韻会』に「莫狄切、音は覓」とあり。『韻会』に「本字は冖。あるいは冪と作る」とある。『周礼・天官』に「冪人、巾冪を掌りて之を供す」とあり。注に「供する巾は以て物を覆うべし。祭祀には疏布の巾をもって八尊を冪い、画布の巾をもって八彝を冪う」とある。『韻会』に「あるいは冪と作る」とあり。『正韻』に「羃と作り、また冪と作る。食を覆う巾なり」とある。考証:『周礼・天官』に「冪人、下巾冪を掌りて之を供す」とあり。注に「供する下巾は以て物を覆うべし。祭祀には疏布の巾をもって八尊を冪い、画布の巾をもって八彝を冪う」とある。謹んで按ずるに、「下巾」の二字は「巾」の二字の訛りなり。謹んで原文に照らし、「掌りて下巾冪を供す」を「掌りて巾冪を供す」に改む。「巾を供して以て物を覆うべし」とす。「八彝」を「六彝」に改む。