康熙字典解説
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【亥集上】【馬部】駹;康熙筆画:17;頁碼:1439 頁 12 行目。『唐韻』『集韻』『韻会』に莫江切、音は厖。『玉篇』に「馬の毛黑白なるもの」とある。『爾雅・釈畜』に「面顙みな白きも惟だ駹のみ」とあり。『前漢書・匈奴伝』に「高帝を白登に囲み、漢兵互いに救うを得ず。匈奴の騎、その西方はみな白く、東方はみな駹、北方はみな驪、南方はみな騂なり」と見え、注に「駹は青馬なり」とある。また『周礼・秋官・犬人』に「駹を用うべし」とあり、注に「駹は純色ならざるを謂う」、疏に「雑色の牲を謂う」と解す。また国名なり。『史記・西南夷伝』に「冉駹最も大なり」と見え、注に応劭は龎と読むとあり。また水名なり。『華陽国志』に「汶江道、濊水・駹水ここに出ず」とある。