康熙字典解説
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【亥集下】【鹿部】麐;康煕筆画:18;頁碼:1510 頁 13 行目。【唐韻】力珍切、【集韻】离珍切。麟に同じ。【説文】牝の麒なり。【爾雅・釈獣】麐は、麕(のろじか)の身、牛の尾、一角あり。【陸璣疏】麐は、麕の身、牛の尾、馬の足にして、黄色、円蹄にして一角あり。その端に肉あり。音は鐘呂に中り、行いは規矩に中る。道を行くには必ず地を選び、詳らかにして後に処す。生ける虫を履まず、生ける草を践まず。群居すれども侶せず。行いて陥穽に入らず、羅網に罹らず。文章斌斌たり。王者至仁なれば則ち出ずるなり。また【広韻】【集韻】良刃切、音吝。義同じ。【六書正訛】鹿に従い、吝声なり。俗に麟を用ゆ。大なる牝の鹿なり。今は通じて麟を用ゆ。