康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 303 ページ)
【寅集上】【尸部】履;康煕筆画:15;頁碼:303 頁 41 行
古文。【広韻】力几切、【集韻】【韻会】両几切、【正韻】良以切、音は里。【説文】足の依る所なり。本は「」と作り、今「履」と作る。【爾雅・釈言】履は礼なり。【注】礼は履行すべし。【釈名】履は足を飾りて礼と為すなり。【字書】草なるを扉(ひ)と曰い、麻なるを屨(く)と曰い、皮なるを履と曰う。黄帝の臣于則これを作る。また践(ふ)むなり。【易・坤卦】霜を履めば堅氷至る。【詩・斉風】我が即(つ)くを履む。【注】我が跡を蹑(ふ)みて相就くなり。また【左伝・僖公四年】先君に履を賜う。【注】践履する所の界を謂う。また履を足に加うるも亦た履と曰う。【史記・留侯世家】良強いて忍び、下りて履を取る。父曰く、「我を履め」。良因りて長跪してこれを履み、父足を以て受け、笑って去る。また禄なり。【詩・周南】福履これを綏(やすん)ず。【注】履は禄、綏は安なり。また姓なり。【姓苑】に見ゆ。