康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 932 ページ)
【未集中】【糸部】練;康熙画数:15;頁碼:932 頁 04 行。【広韻】【集韻】【韻会】【正韻】郎甸切、音は煉。【説文】絲織物を煮て柔らかく白くすること。【玉篇】煮ることおよび浸すことを指す。【釈名】練とは爛の意で、絲織物を煮て柔らかく熟れ爛れさせること。【急就篇注】練とは細き絹を煮て完全に熟れさせること。【周礼・天官・染人】凡そ染色には、春にまず絲帛を晒し練る。【注】暴練とは、素色の絲帛を煮練りして日光に晒すこと。また小祥の祭に着用する服装を指す。【礼記・檀弓】練服を着て慨嘆する。また練衣あり、裏は黄色、縁は浅紅色。【疏】小祥の祭には練冠をかぶり練の中衣を着るゆえに練という。練衣とは煮練りした布で作った中衣である。また訓練を指す。【礼記・月令】天子ここに将帥に命じて兵士を選び、兵器を磨ぎ、傑出した人材を訓練す。【戦国策】繰り返し練習して琢磨する。また選抜を指す。【前漢書・礼楽志】吉日良辰を選ぶ。また閲歴・経験を指す。【前漢書・韋賢伝】かつて経験せざることなし。【注】練は閲歴と同義。また姓を指す。【広韻】何氏の姓苑に曰く、南康にこの姓あり。また「湅」に通ず。【周礼・冬官考工記・㡃氏】絲を練るには灰水を用う。考証:【周礼・天官・染人】「凡そ染む、春に曝練す」。謹んで原文に照らし「曝練」を「暴練」に改む。