康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1119 ページ)
【申集下】【衣部】裾;康煕筆画:14;頁碼:1119 頁上段 21。【唐韻】九魚切、【韻会】斤于切、音は「居」。【爾雅・釈器】に「衱」を「裾」という。〔郭璞注〕衣服の後襟を指す。【釈名】に、裾とは「倨」の意なり。衣襟がまっすぐに挺えているさまをいい、また背後に常に垂れ下がって見えることをも指す。【孔叢子・儒服】に、子高は長き裾の衣を着け、広き袖を翻し、方頭の木屐を履き、大なる扇を手にして平原君に謁したりと。また【説文】に衣袍を指す。また【玉篇】に被子を指す。また【集韻】に求于切、音「渠」。義同じ。また居御切、「倨」に通ず。【前漢書・趙禹伝】に、趙禹は廉潔にして高傲なり。〔顔師古注〕裾とは傲慢の義なり。また【前漢書・司馬相如伝】に、低垂し屈曲しつつも昂首挺胸して高傲に奔馳せり。〔張揖注〕裾とは頸を挺直せるを指す。