康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 320 ページ)
【寅集中】【山部】嶠;康熙筆画:15;頁碼:320 頁 08 行。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】渠廟切、音は「轎」。『爾雅・釈山』に「山鋭くして高きを嶠と曰う」とあり。『集韻』に「一に曰く、石が水を絶つ」という。また山名なり。『列子・湯問篇』に「渤海の東、その中に五山あり、二を員嶠と曰う」と見える。また『集韻』に「山の径(みち)なり」とあり。顔延之『侍遊曲阿後湖詩』に「山祇、嶠路に蹕す」と見える。また【広韻】巨嬌切、【集韻】【類篇】【韻会】渠嬌切、【正韻】祁堯切、音は「喬」。〔徐鉉曰く〕古は通じて「喬」を用ゆ。『詩・周頌』に「河及び喬岳」とある。『集韻』に或いは「⿰山喬」に作る。考証:『爾雅・釈山』に「山鋭くして高きを曰く嶠」とある。謹んで原文に照らし「曰」の字を省く。また「陵絶水を曰く嶠」とある。謹んで按ずるに、『爾雅』に此文なし。『集韻』の原文に照らして改むるに、「集韻に一に曰く、石が水を絶つ」と作すべし。