康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 766 ページ)
【午集上】【田部】疆;康熙画数:19;頁碼:766 頁 33 行。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】居良切、音姜。【説文】本は畺に作り、界なり。【易・坤卦】坤厚く物を載せ、徳合して疆なし。【書・泰誓】我が武惟揚がり、之の疆を侵す。【詩・小雅】万寿疆なし。【箋】疆は竟界なり。【左伝・桓公十七年】夏、斉師と奚に戦ふ、疆事なり。【注】疆界を争ふなり。また【詩・大雅】乃ち疆し乃ち理す。【朱注】疆は大界を画するを謂ふ。【左伝・宣公八年】楚、舒蓼を伐ちて之を滅す、楚子之を疆す。【注】其の界を正すなり。また官名。【周礼・夏官】疆を掌る。【疏】疆界を守り、亦是禁戒の事なり。また【集韻】或いは強に作る。【賈誼・新書】衛侯の名は辟強なり。辟強は天子の事なり。諸侯用ふるを得ず、衛侯更めて名を毀す。また或いは壃に作る。【史記・晋世家】壃に出でて乃ち免る。また【正韻】蚕白きなり。また【集韻】【正韻】巨両切、強上声。【周礼・地官・草人】疆は蕡を用ゆ。【注】疆は疆堅き者なり。【釈文】疆、其両反。また【字彙補】北方は土の焦ぐるを疆と謂ふ。転注古音に見えたり。