康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 457 ページ)
【卯集中】【手部】撿;康煕筆画 17;頁碼 457 頁下段 24 行。【唐韻】良冉切、【集韻】力冉切、音「斂」に同じ。【説文】拱手して礼を行うの意。また【集韻】【韻会】【正韻】居奄切、音「撿」に同じ。制約し拘束するの意。【前漢・王覇伝】郡中の事務は、みな道義と法令によって制約・規範す。【註】撿とは、制限し規範するなり。また【爾雅・釈言】撿、同じきなり。【註】撿とは規範・模式を指し、その生ずる結果必ず同じくなるなり。また巡察し、点検し、校合し、糾弾するの意あり。【晋書・周顗伝】王導、中書省の旧例文書を査核し、周顗が己を救援せんと上表したる奏章を見る。また「撿挍」は官職名なり。【唐書・百官志】開元六年、麗正修書院に使職及び撿挍官を置く。按ずるに、撿・挍の二字はいずれも「手」部に属す。『広韻』はただ「檢」字のみを収め、「撿」を俗字と為す。