康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 982 ページ)
【未集下】【肉部】脊;康煕筆画:12;頁碼:982 頁 08 行
【広韻】【韻会】【正韻】資昔切、音は積。
【説文】背呂なり。
【広韻】背脊なり。
【正字通】背心なり。手足の届かざる処なれば、故に脊と謂う。
【釈名】積なり。骨節を連接し積続して、脈絡をして上下に通ぜしむ。
【易・艮卦注】夤は、背脊上の肉を指す。
また【説卦】美脊と為す。
【疏】其中間に陽剛の気有るを取るの義なり。
また物には皆脊有り。
【礼・内則】狸(猫)は正脊を除くべし。
また【少儀・夏右鰭注】鰭は即ち脊なり。
また山脊。
【爾雅・釈山】山脊を岡と曰う。
【疏】孫炎曰く、長山の背脊なりと。
【書・胤征・火炎崐岡伝】山脊を岡と称す。
また地形に喩う。
【史記・張儀伝】必ず天下の脊梁を折らん。
【注】常山は天下の北方に在り、人の背脊が如し。
【戦国策】今梁地は、天下の脊梁なり。
また【韻会】条理なり。
【詩・小雅】倫有り脊有り。
【伝】脊は条理なり。
また「骴」に通ず。死人の骨なり。
【周礼・秋官・蜡氏掌除骴注】旧本「骴」を「脊」に作る。鄭司農曰く、脊は骴と読み、死人の骨を指すと。
また鳥名。
【詩・小雅】脊令原に在り。
【伝】脊令は雍渠なり。飛びては鳴き、行っては揺ぐ。
また茅の脊。
【前漢・郊祀志】江淮の間、三条の脊ある茅有り。
【注】茅三条の脊あるを霊茅と曰う。