康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 180 ページ)
【丑集上】【口部】吼;康煕筆画:7;頁碼:180 頁 01 行
【広韻】呼后切【集韻】【韻会】【正韻】許后切、音は後。
【玉篇】牛の鳴く声なり。
【増韻】虓(こう)の声なり。
【後漢書・童恢伝】一虎は頭を垂れ目を閉じ、驚き恐るるが如き様なるも、直ちに之を殺す。別の虎は之を見て、童恢吼声を発すれば、虎躍りて自ら奮い起つ。
【梵書・大智度論】譬えば獅子は百獣の王なり。もし小虫に対して吼えなば、衆に笑わるべし。
【玉篇】また吽と作る。
【広韻】また呴と作る。
また【広韻】呼侯切【集韻】【韻会】【正韻】許侯切、音は蔻(こう)。
【広韻】声なり。
また【集韻】【類篇】甚だ怒る声を表す。本はと作る。
按ずるに、『玉篇』『広韻』に「吼」を分別して載せ、音・義各々異なる。『集韻』『類篇』の説は非なり。
考証:【後漢書・童恢伝】一虎は頭を垂れ目を閉じ、驚き恐るるが如き様なるも、直ちに之を殺す。別の虎は之を見て、童恢吼声を発すれば、虎踊躍して自ら奮い起つ。謹んで原文に従い、「躍」を「踊躍」に改む。