康熙字典解説
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【戌集上】【門部】閽;康熙筆画 16;頁 1337。『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』に呼昆切、音は昏。『説文』に「常に昏をもって門を閉ずる隷なり」。『礼記・祭義』に「閽者は、門を守る賤者なり」。『周礼・天官』に「閽人は王宮の中門の禁を守りを掌る」。註に「閽人と言うは、門閽を守らしむる者にして、王宮の中門を守るのみ」と。『正字通』に「凡そ吏民の冤抑ありて、闕に詣り自ら訴うるを、叩閽と曰う」。また『正韻』に閽寺。『易・説卦』に「閽寺と為る」。疏に「其人を禁止するを取る」と。また『韻補』に許云切に叶い、音は薫。『揚雄・甘泉賦』に「巫咸を選んで帝閽を叫び、天庭を開きて群神を延ぶ」。また音は暄に叶う。『蘇轍・上清詞』に「帝蕩蕩として尊きこと無く、深く高く九閽に居す。后土の茫昧なるを顧みるに、世人の天を観るが若し」。