康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 387 ページ)
【卯集上】【心部】悔;康煕筆画:11;頁碼:387 頁 17 行。古文。【唐韻】荒内切。【集韻】【韻会】呼内切。【正韻】呼対切。音は「誨」。【説文】に「悔、恨なり」とある。【玉篇】に「改むるなり、恨むるなり」とある。また【広韻】【正韻】に呼罪切、【集韻】に虎猥切とあり、音は「賄」。「悔吝」の意。【正字通】に曰く、凡そ人に悔吝ありと言うときは、この「悔」の字は上声に読む。凡そ人能く改悔すと言うときは、この「悔」の字は去声に読む。今の人混じて読むは非なり。また許里切に叶い、音は「喜」。【詩・大雅】に「文王に比す、其の徳悔い靡し。既に帝の祉を受け、孫子に施す」。また火五切に叶い、音は「虎」。【陸機・凌霄賦】に「煙雲の騰躍を判じ、半天に歩みて旅なし。凌霄の飄飄を詠じ、永く終焉して悔いず」。また許既切に叶い、音は「戯」。【班固・奕旨】に「浄泊として自守するは道意に似たり、隠居して言を放ち咎悔を遠ざく」。