康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 958 ページ)
【未集中】【羽部】翬;康煕筆画:15;頁碼:958 頁上段 25 行。『広韻』居帰切、『集韻』吁韋切、音は煇に同じ。『説文』に「大いに飛ぶ」とあり。『爾雅・釈鳥』に「鷹隼の類、その飛ぶや翬なり」とあり。注に「翼を鼓して翬翬然として疾し」という。疏に「翬翬とは、その飛ぶこと疾く羽音するなり」という。また『説文』に「一説に伊洛より南、雉にして五采すべて備わるを翬と曰う」とあり。『爾雅・釈鳥』に「伊洛より南、素質にして五采すべて備わり成章なるを翬と曰う」とあり。注に「翬もまた雉の属なり、その毛色光鮮なるを言う」という。『詩・小雅』に「翬の斯く飛ぶが如し」とあり。箋に「翬とは鳥の奇異なる者なり」という。『左伝・昭公十七年・五雉注』に「雉に五種あり、伊洛の南を翬雉と曰う」とある。