基本情報
五行
水
吉凶
吉
繁体字:歡,懽
異体字:歓,讙,驩
命名の意味
康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 573 ページ)
【辰集下】【欠部】歡;康熙筆画 22、頁 573。
古代音韻資料『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』に呼官切とあり、音「讙」に同じ。『説文解字』に「喜楽なり」とある。〔徐鍇注〕喜びて気を動かすゆえ、字形「欠」に従う。『礼記・檀弓』に「豆を食み水を飲みて、もって歓を尽す」と見える。また『楽記』に「欣喜愛悦は、楽の致すところなり」とある。「懽」とも書く。『孝経・孝治章』に「故に万国の歓心を得て、その先王を祀らしむ」と見え、また「驩」とも書く。『孟子』に「歓忻和悦の様子」と描く。『前漢書・王褒伝』に「歓欣として相い悦ぶ」と見える。また「合歓」あり、漢代の宮殿名なり。〔班固『西都賦』〕に「後宮には合歓・増成等の宮殿あり」という。また樹名なり。〔崔豹『古今注』〕に「合歓の樹は梧桐に似て、枝葉繁茂し互いに交結す。これを庭階の前に植うれば、人の忿怒を消解せしむ」とある。また竹名なり。〔僧賛寧『筍譜』〕に「双梢竹は九疑山に産す。筍の生ずるや単茎なり。枝葉出づるに至りて両梢に分かる。これを合歓竹と称す」とある。また橘名なり。『広輿記』に「荊州江陵に合歓橘を生ず」と見える。また「歓伯」あり、酒を指す。〔焦氏『易林』〕に「酒は歓伯にして、憂いを除き楽しをもたらす」という。また『韻補』に叶音許元切と注し、音「暄」に同じ。〔魏の韋誕『親蚕頌』〕に「百姓と共に豊年の慶びを享け、天地人三霊の長き歓欣を引く。盛んなる福沢を万国に遍くし、福禄吉祥を聚敛して回還す」とある。『集韻』に「或いは孉と書く」と見え、また「女歓」とも書く。