康熙字典解説
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【酉集上】【言部】諢;康煕筆画 16、頁 1170。『広韻』『集韻』に五困切、兀の去声。戯れ言をいう。『唐書・史思明伝』に「史思明は俳優や談笑を好む者を好み、寝食の際も常に身旁に侍らせた」とある。また『遼史・伶官伝』に「科を挿れ諢を打つことは黄幡綽に及ばず」とある。また戯れの衣を指す。『雲仙雑記』に「穆宗は薄絹に白字を書き、素紗に黒字を書いて衣とし、寵愛する宮女に賜った。その上には軽薄で卑俗な詩歌が記されており、これを戯諢衣と称した」とある。また『金壷字考』に「顐と同じ」とある。『唐書・元結伝』に「諧謔の臣・逗楽の官は、皇帝に愉しげな笑みを誘う」とある。