康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 675 ページ)
【巳集上】【火部】煇;康熙筆画:13;頁碼:675 頁下段 27 行。【唐韻】況韋切、【広韻】許帰切、【集韻】吁韋切、【韻会】吁帰切、音は「揮」。【説文】に「光なり」とあり。【玉篇】に「耀光なり」とある。【易・大畜】に「剛健篤実煇光」と見え、【礼記・玉藻】に「煇、如し」とあり。また【楽記】に「徳煇内より動く」と見える。また【前漢書・平帝紀】に「京師を分ちて前煇・光後・丞烈の二郡を置く」とある。また【集韻】に「火の光」とあり、【広韻】に「輝・暉に同じ」といい、【集韻】に「或いは炜と作る」とある。また【集韻】に許雲切、音は「薫」で、【張衡・西京賦】に「金戺玉階、彤庭煇煇。珊瑚琳碧、瓀珉璘彬」と見える。また【集韻】に「灼なり」とあり、【史記・呂后本紀】に「目を去り耳を煇す」とある。【唐韻正】に張弨曰く、「煇は火に従い、その用はいずれも薫燎の類なり。俗に改めて光に従う」という。また【集韻】に許元切、音は「萱」で、「光なり」とある。また【広韻】に戸昆切、【集韻】に胡昆切、音は「魂」で、【広韻】に「赤色」とある。また【広韻】に胡本切、【集韻】に戸袞切、音は「混」で、【広韻】に「煇煌、光なり」とあり、【前漢書・司馬相如伝】に「焕炳煇煌」と見える。【集韻】に「本は焜と作る」とある。また【集韻】に呼願切、音は「楥」で、「本は韗と作る。鼓を治める工なり」とあり、【礼記・祭統】に「夫れ祭には煇・胞・翟・閽に畀うる者あり、これ下を恵む道なり」と見え、注に「煇は【周礼】では韗と作る。皮革を磔する官を謂う」とある。また【集韻】に王問切、音は「運」で、【周礼・春官・視祲】に「十煇の法を掌り、以て妖祥を観て吉凶を弁ず」とあり、注に「煇は日光の気なり」とある。【張率・舞馬賦】に「庸臣の方剛に在りて、従軍の大願有り。必ず此より采を展開し、将に庖煇に畀うるに同ぜん」と見える。また「暈」「運」と通ず。【周礼・春官・保章氏】の注に「日に薄食・暈・珥有り」とあり、【釈文】に「暈は本また煇と作り、亦運と作る」とある。