康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 392 ページ)
【卯集上】【心部】惶;康煕筆画:13;頁碼:392 頁下段 32 行。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】胡光切、音「皇」に同じ。【説文解字】に「恐る」と釈す。字形は「心」と「皇」より成り、「心」は心理に関わることを示し、「皇」は音符なり。【後漢書・杜詩伝】に「蕭広縦暴にして、百姓惶懼す」と見ゆ。また【集韻】に雨方切、音「王」に同じと注音し、義も同じ。【説文解字長箋】に曰く、「皇」の本義は「大」なるがゆえに、「惶」は「皇」に従う。時に「皇」を借りて用いることもあり。『漢書』の「皇恐」を誤って「主臣」と書くは、草書の「皇」を書き誤りたるによるなり。