康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 457 ページ)
【卯集中】【手部】搟;康煕筆画:17;頁碼:457 頁下段 25 行。『集韻』に「古旱切」、音は「干」の上声とあり、手で物を広げたり引き伸ばしたりする意。時に「扞」と略す。また『集韻』に「許偃切」とも読み、「攇」に同じ。『前漢・揚雄・長楊賦』に「麾城搟邑」の句あり。注に「搟は手を挙げて指し示す意なり。音は車幰の幰に似たり」と解す。さらに『正字通』は「搟は実に摲の誤りなり。『長楊賦』の古本には摲邑と作る。詳しくは摲の条を見よ」と指摘す。別に「欣と軒は音相近く、掀の俗字を搟と作すものにして、摲とは異なる」との説もある。