康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 191 ページ)
【丑集上】【口部】哽;康煕筆画:10;頁碼:191 頁 15 行目。『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』に古杏切、音は梗。『説文』によれば、本字は「𠮟」で、語る時に舌に阻まれることをいう。『玉篇』によれば、語る際に人に疑われたり、不満を引き起こしたりすること。また『韻会』によれば、咽喉が塞がること。『後漢書・明帝紀』に「祝哽在前」とある。按ずるに、『前漢書・賈山伝』では「祝鮌」と作り、「鮌」と「哽」は通用する。また「哽咽」は、悲しみのために声が詰まること。『荘子・外物篇』に「塞すれば哽じ、哽じて止まざれば乱る」とある。『正韻』によれば、「梗」の字と同じ。また『集韻』『類篇』に於杏切、音は「𠱫」。咽喉より発する声。