康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 974 ページ)
【未集下】【肉部】膚;康煕筆画:17;頁 974。【広韻】甫無切、【集韻】【韻会】風無切、【正韻】方無切、音は跗に同じ。【説文】に籀文は臚と作る。【玉篇】に「皮なり」。【広韻】に「皮膚」。【釈名】に「膚は布なり、表に布くがゆえ」。【詩・衛風】に「膚は凝脂の如し」。【易・噬嗑】に「六二、膚を噬む」。註に「膚とは柔脆の物なり」。また豕の肉を膚と為す。【儀礼・聘礼】に「膚・鮮魚・鮮腊」。註に「膚は豕の肉なり」。また肉を切って膚と為す。【礼記・内則】に「脯羹・兔醢・麋膚」。註に「膚は肉を切るなり」。また【博雅】に「美なり」。【詩・豳風】に「公孫碩膚」。伝に「膚は美なり」。また【博雅】に「伝なり」。また「離なり」。また「剝なり」。また「大なり」。【詩・小雅】に「以て膚公を奏す」。伝に「膚は大なり」。また【韻会】に「膚浅」、皮膚に在りて深からざるに喩う。また【正韻】に「四指を膚と為す」。【公羊伝・僖公三十一年】に「膚寸にして合す」。註に「手を側けて膚と為す」。また「膚受」。【論語】に「膚受之愬」。【書・盤庚】に「今汝聒聒として険膚を信じ起す」。伝に「険偽膚受之言を信じ起す」。また地名。【前漢書・郊祀志】に「凡そ四たび膚施に祠す」。註に「膚施は上郡の県なり」。また人名。【前漢書・古今人表】に陽膚。また【集韻】に凌如切、音は臚に同じ。義同じ。また【韻補】に葉音浮。【易林】に「范子妙材、戮辱して膚を傷つ。後に秦国を相たり、応侯に封ぜらる」。